なぜクレジットカードが誕生したのか?
クレジットカードは信用の証
なぜクレジットカードというものが誕生して、世の中に流通するようになったのでしょうか?「クレジットカード」とはその名の通り「クレジット=信用」なので「信用カード」ということになります。クレジット信販会社や銀行などが、その人を「信用・信頼」することによって発行されるカードです。
しかし長い人類の歴史でいうと、クレジットカードが登場したのは最近です。なぜクレジットカードが登場するようになったのかを理解するためには、長い通貨の歴史を紐解いていく必要があります。
通貨の歴史について
ちょっとここでは通貨の歴史的な流れについて触れてみたいと思います。人類が誕生した大昔まで遡ってみます。
物々交換の時代
人類が誕生して間もない頃の時代は、通貨というものがありませんでした。ですので相手にとって同じ価値のモノ(現物)同士を交換する物々交換の時代です。例えば隣り合う2つの村同士で市場をひらき、肉や魚、もしくは資源品などといったモノを交換し合う、といった様子です。
貝殻貨幣の時代
物々交換の時代から「みんなにとっての同等の価値のあるもの」として最初に使われたのが貝殻です。「タカラ貝」という貝が使われていたそうですが、このタカラ貝は美しく希少性も高かったようです。ちなみにお金に関連する漢字として「買」「財」「貯」「資」などがありますが、どれも「貝」が入っていますね。
金属貨幣の時代
やがて鉱山の採掘が盛んとなり、金や銀といった貴重な金属が希少性のあるもの(=誰もが欲しがるもの)として浸透されるようになります。これが金属貨幣の到来です。特徴としては物々交換や貝殻貨幣にくらべて劣化しない、ということが挙げられます。
しかしそんな金属貨幣もデメリットがありました。たくさん持ち運ぶには重いということや、いちいち品質を確認したりするのは大変だったということです。なので現在でも使われている質量が統一された「コイン」が登場することになります。
兌換紙幣の時代
コインを多く所有していると家に泥棒が入って被害を受けるリスクがあります。そういった流れから保管しておくと危ない金・銀、コインを安全なところに預けてくる必要が出てきます。そこで登場するのが銀行のような性格を持った職業です。そこにお金を預けておいて、「確かにお金を預かっていますという証明書」を銀行のような職業が発行するようになり、世の中に出回ってくるようになります。これが紙幣の始まりです。日本でいうと、日本銀行が発行している「日本銀行券」ですね。
クレジットカードの時代
その兌換紙幣の延長にあるのがクレジットカードです。上記の流れで考えてみると、銀行のような職業の人が発行する証明書は、証明書自体はなんら価値のないものです。金や銀といった金属ではなく紙ペラ一枚ですね。要するに人々は「信頼」の証明書を交換し合っていることになります。
その「信頼」の証明書を紙幣でなく、カードになったのがクレジットカードです。信販会社や銀行はカードを発行する人の返済能力を審査して、信頼に値する人にだけカードを発行し、紙幣と同じ価値として使っていいよ、としているんですね。お金というのは信頼を交換し合っているというのが今の時代なんですね。こうやって考えてみると実に面白いです。
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